2011年11月26日土曜日

まもなく1年です。

石原発言からまもなく1年。ということで、来週デモの予定だそうです。
http://blog.rainbowaction.net/ra/2011/11/789
12/3(土)開催  レインボー・アクション主催デモ 「東京の中心で人権を叫ぶ ~石原都知事の同性愛者差別発言から1年~」13:30新宿区・柏木公園集合/14:00出発

2011年10月13日木曜日

申立しました!

本年9月16日(金)、日本弁護士連合会に人権救済申立書を提出しました。

引き続き、申立人に加わって下さる方々を募集中です。(申立に関するお問い合わせは、ishihara.jinken.kyusai@gmail.com まで。)

2011年3月5日土曜日

人権救済申立へのご参加・支援のお願い



人権救済申立へのご参加・支援のお願い


2011年(平成23年)3月


「LGBT支援法律家ネットワーク」有志

1.私たちは
 私たち「LGBT支援法律家ネットワーク」は、レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー・トランスセクシュアル等、セクシュアル・マイノリティ(性的少数者。以下それぞれの頭文字をとって「LGBT」)を支援する、弁護士等の法律実務家のネットワークです。「ネットワーク」という文字どおり、LGBT支援に関わる全国の法律実務家がそれぞれ繋がり合うことによって、メーリングリスト上でそれぞれの経験の報告や手持ち事案の相談を行ったり、具体的事案について適切な他のメンバーを紹介しあったりしています。ネットワークメンバーには、LGBT当事者もいれば、当事者ではないけれどもLGBTに理解のあるメンバーもいます。
 今回、このネットワークの中の有志として、以下の行動を提起するにあたり、広くご支援・ご協力をお願いする次第です。

2.石原都知事の同性愛者差別発言とそれに対する反応
 昨年(2010年)12月3日、石原慎太郎東京都知事は、「東京都青少年の健全な育成に関する条例」の改正案に関連して、「テレビなんかにも同性愛者が平気で出るでしょ。日本は野放図になり過ぎている。使命感を持ってやります」と発言しました。さらに、12月7日、「(同性愛者は)どこかやっぱり足りない感じがする。遺伝とかのせいでしょう。」「(米・サンフランシスコを視察した際の感想として)ゲイのパレードを見ましたけど、見てて本当に気の毒だと思った。男のペア、女のペアあるけど、どこかやっぱり足りない感じがする」と発言しました。
 この発言に対しては、「石原都知事の同性愛者差別発言に抗議する有志の会」が立ち上がり、本年1月14日に「石原都知事の同性愛者差別発言、なにが問題か?」という集会が開かれました。また、昨年12月13日、「LGBTの家族と友人をつなぐ会」が、都知事宛てに抗議書を提出し、本年1月12日、「“共生社会をつくる”セクシュアル・マイノリティ支援全国ネットワーク」も都知事宛てに抗議及び要望書を提出し、同1月18日、「動くゲイとレズビアンの会」(アカー)も連名で「石原知事の個人的感情が東京都の人権施策を歪めないことを望む」という声明を出されています。
 (※これら、一連の流れについては、「石原都知事の同性愛者差別発言に抗議する有志の会」のサイトにも詳細が掲載されておりますので、ご参照ください。リンク(1)(2)
 (※なお、これらの抗議の後である2月25日発売の週刊誌上でも、石原都知事は「差別でいうわけではないが、同性愛の男性が女装して、婦人用化粧品のコマーシャルに出てくるような社会は、キリスト教社会でもイスラム教社会でもあり得ない。日本だけがあってもいいという考え方はできない。」という更なる差別発言を行いました。)
 私たちも、こうした各方面の抗議の動きと連携しながら、日本弁護士連合会(日弁連)の人権救済申立という手続きで、石原発言の問題性を明らかにしていきたいと考えています。

3.人権救済申立へのご参加・支援のお願い
 弁護士会の人権救済制度とは、日弁連などの弁護士会が、市民からの人権侵害の申し立てを受け付け、調査する制度です(日弁連のサイト参照)。
 調査の結果、人権侵害又はそのおそれがあると認められた場合、弁護士会から、当該侵害者に対し、警告(意見を通告し、反省を求める)、勧告(適切な措置を求める)、要望(趣旨の実現を期待)等の措置がとられることになります。
 これまでも、石原都知事は、「三国人」発言、「ババァ」発言など、外国人や女性を差別・蔑視する発言を行い、日弁連から要望や警告の措置を受けています。
 私たちも、今般、日弁連に、石原都知事に対して人権侵害を認めて発言の取消と謝罪を求める警告をするように人権救済申立を行う予定です。すなわち、石原都知事の今回の発言は、知事という公人という立場で行われたものであり、同性愛者のテレビ出演を規制するかのような発言は、社会的存在としての同性愛者の排除に他ならず、また、同性愛者が「足りない」という表明は、個々の同性愛者に対する蔑視に他ならないと考えるからです。
 さらに、石原都知事の発言に対して「私もこの思いを形にしたい」という方に、申立人として加わって頂きたく、ご参加を呼び掛ける次第です。
 (※なお、申立人の方の氏名・住所という個人情報は、日弁連に提出するのみであり、その他に開示する事はありません。責任をもって厳重に管理致します。)
 また、申立人になって頂くだけでなく、申立に広くご注目・ご支援もお願いする次第です。
 どうぞよろしくお願いいたします。

【各種お問い合わせ先メールアドレス】

【最新情報はこちらのブログから】
 http://ishiharajinkenkyusai.blogspot.com/